一般社団法人コミュニティネットワーク協会
【那須まちづくり株式会社】プロデュース

12月6日「高齢者住宅と多世代住宅をつくる会」開催レポート

2019/12/29住まい・暮らしづくり

那須まちづくり広場では、12月6日、「第8回 高齢者住宅と多世代住宅をつくる会」(以下、 つくる会)が開催されました。 「つくる会」は旧朝日小学校校舎やプールを改装して、高齢者住宅や多世代型シェアハウス等を作るプロジェクトについて、意見を出し合いながら住宅や暮らしの仕組みに反映していく集まりです。 毎月1回程度、どのような暮らしができるのか、したいのかを事例紹介で学び、意見交換をしています。   今回は「暮らしながら働く、助け合う、シェアハウスのくらしについて」というテーマで、那須まちづくり株式会社の近山恵子、佐々木敏子が企画や運営に携わった実例や先駆的に実行しいている事例について話しました。   近山は、約35年前、母親が脳梗塞で倒れ、介護支援を中心にした生活が始まったことがきっかけで、共に自立的な生活ができるような助け合いのある共同住宅を考えるようになり、20代のころからの友人である佐々木の2人ともに、シニアハウス、ライフハウス、コレクティブハウス、ゆいま~るシリーズなど多くの「共生の住まい」の企画、営業、運営にかかわってきました。   今回、「シェアハウスの暮らしと仕事」の事例として挙げられたのは5つの場所です。
  • 東京にある「日暮里コミュニティ」のコレクティブハウス「かんかん森」
  • 静岡県伊豆市にある「ライフハウス友だち村」
  • 北海道厚沢部町にある「ゆいま~る厚沢部」
  • 三重県鈴鹿市にある「アズワン鈴鹿コミュニティ」
  • 栃木県那須町にある「ゆいま~る那須」
参加者の方々と意見交換をし、貴重な時間を過ごさせていただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。   そして、12月13日には、那須まちづくり広場で進めている住まいづくりの企画が国土交通省の「人生 100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に選定されました。 (プレスリリース) http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001320019.pdf (報告書) http://100nen-sw.jp/report/data/report_r11212.pdf 来年はいよいよ企画が実施されていきます。その一部である介護付きの高齢者住宅、セフティネット住宅等にすでに入居希望の方もご参加くださり、今後も参加者と話し合いながらよりよいまちづくり・住まいづくりを進めていきます。皆様のご参加をお待ちしております。 次回は1月18日(土)14:00~15:30。 テーマは「石井さんの介護のお話会」です。 講師の石井悦子さん(ワンランド株式会社・あいディサービスセンター所長)は、介護中心のサービス付き高齢者向け住宅の運営プロジェクトリーダーを務めます。閉鎖的になりがちな高齢者住宅の生活をその人らしい暮らしと最期まで安心して暮らせる仕組みを参加者で考えて作り上げていきます。 今回、那須まちづくり広場に開設予定の高齢者住宅は、住まいのすぐ隣に、カフェ、市場、イベント、働く場所もある、子供も大人も共に学び・遊び・働き・交流できる居場所です。いったいどんな暮らしができるのか、、と石井さんは、今から楽しみにしています。 次回も多くの方のご参加お待ちしております。 ●「高齢者住宅と多世代住宅をつくる会」説明会 日時 : 1月18日(土)13時~14時 ●第9回「高齢者住宅と多世代住宅をつくる会」 テーマ:石井さんの介護のお話会 日時 : 1月18日(土)14時~15時半 担当 : 佐々木敏子(那須まちづくり株式会社) 場所 : 那須まちづくり広場 アート教室 問合せ : 那須まちづくり広場(那須町豊原丙1340 旧朝日小学校) 0287-74-3434 info@nasuhiroba.com ――――――――――――――――――――