旧朝日小学校再生プロジェクト・那須まちづくり広場

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4月5日開催!招聘講座「シマフクロウの目に見つめられて30年~人と自然の関係をよりよくするために~」

那須まちづくり広場広報から講演会のお知らせです。
 
4月5日(金)は地理学者の小野有五さんをお招きして
講演会「シマフクロウの目に見つめられて30年~人と自然の関係をよりよくするために~」を開催いたします。
 
「この森が伐採されたら僕たちが生きていけなくなるのをわかって、守る力がじゅうぶんあるのにそれを使ってくれないのです?」
 
 1990年、絶滅危惧種のシマフクロウに初めて出会ったときそう問われている気がして、小野さんはこれまで科学者としてやってきたことの本当の意味がわかったそうです。
 
科学は問題を解決するためにある。命を大切にし、専門の枠組みを超え、現代のシステムを変革する学問でなければならない。 そうでなければ、自然は消え失せ、ただ生物が絶滅した記録が残っていくだけ。
その時の思いを胸に今も活動する小野さんのお話を伺い実践例をまじえて自然環境を守るということを学びます。

今回の講演会のタイトルにもなっている「シマフクロウ」。
かつてアイヌの人々が「コタンコロカムイ(集落を守る神)」として非常に大切にしていた鳥。
そして世界でも有数の大型のフクロウであり、北海道の生態系の頂点にいる動物の一つでありながら、河川改修や農地改革による水質汚染、環境の変化などにより絶滅危惧種となった鳥でもあります。そして小野有五先生が若かりし頃、その姿を見て自分が科学者になった意味を直感的に知ったという鳥

そんな思いもあって、今回小野先生からこのタイトルをお付けいただいたのでしょうね。

今回の講演会では小野先生から環境科学・地理学・地質学の基礎、縄文にさかのぼる北海道・東北の風土史、アイヌ文化と那須の関わり、岩手や北海道の大規模開発問題に市民と一緒に取り組み、自然環境と人々の暮らしを豊かにする活動を続けてきた小野先生の研究活動など、様々なことを伺います。

講演会の後16時からは小野さんを囲んで懇親会(2000円)を開催します。こちらもぜひ、お申し込みください。
 
【講演会詳細】
日時  : 4月5日(金)13時半~15時半
参加費 :1000円(高校生以下無料)
講師  :小野有五
 
【懇親会】
日時  : 4月5日(金)16時~18時
参加費 :2000円
 
申込電話:0287-74-3434
メール :info@nasuhiroba.com    
 
プロフィール:小野 有五(おのゆうご)
地理学、地質学、環境科学者。1948年、東京生まれ。東京教育大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。1986~2012年、北大、大学院で環境科学の教育・研究に従事。2012~2018年、北星学園大学教授。北海道大学名誉教授「行動する市民科学者の会・北海道」事務局長をつとめ、市民科学の立場から、脱原発運動などを行っています。おもな著書に 「自然をみつける物語」岩波書店 『ヒマラヤで考えたこと』岩波ジュニア新書 『たたかう地理学』古今書院 などがある。